臭くて不潔な足にはカビが繁殖!水虫はクサイ足が大好きなんです・・・。

水虫の原因はカビ。人から人へと感染する厄介な病気です。

水虫の原因となるのは、「白鮮菌」と呼ばれる細菌だ。
白鮮菌は、真菌=カビの一種。

水虫になっている皮膚には、このカビが住み着いている。
白癬菌は、高温多湿の時期や場所を好み、そのような時期になると活動が活発化する。
この白癬菌が体のいたるところに繁殖し、水虫の原因となるのだ。

高温多湿な状態で急速に繁殖する白癬菌は、繁殖する最中にサイトカインという物質を作り出していく。このサイトカインは、皮膚のターンオーバーを早める作用を持っている。
これが、水虫になると皮がぼろぼろと剥ける大きな原因となっているのだ。
この白癬菌の成長期に放置してしまうと、体のいたるところに転移してしまう。

また、水虫の場合、水虫の人が履いたスリッパを履いたからといって、すぐに症状が出るということはない。白鮮菌の潜伏期間は、5~10年もあるのだ。
その潜伏期間の中で、白癬菌が好む高温多湿の状態が持続されると、菌が急速に増殖し、水泡ができたり、かゆみがでたりなど、水虫の症状が現れるのだ。

白鮮菌は、大きく3種類に分類される。
■ ヒト好性菌・・・人から人へと感染する白癬菌。
■ 動物好性菌・・・イヌやネコなどの動物の毛に棲みついている白癬菌。
■ 土壌好性菌・・・土の中に生息している白癬菌。

水虫患者の多くが感染しているのがヒト好性菌だ。水虫患者の90%以上がこの菌に感染している。

ヒト好性菌は、ヒトの皮膚の角質層に棲みつく。
角質層は垢となって体から剥がれ落ちることで体外に押し出されるが、いったん体から離れたとしても、すぐに死ぬことはない。垢がひからびるまでは、半年でも一年でも行き続けるのだ。白癬菌は生命力が強く、たとえ切った爪の中でも半年は生き延びるのだ。

私たちは日本人の足を無臭にする活動を行なっています。