最後に、重曹による足の臭いを消す方法を紹介したい。
重曹は、よく掃除でがんこな汚れを落とすために利用されるなど、汚れ落としや消臭性を持つとされている。台所の生ゴミなどに振りかけておくと、重曹の消臭力で嫌な臭いを抑えてくれる。

重曹は、正式には炭酸水素ナトリウムという。重曹の水溶液は弱アルカリ性を示し、研磨効果があることから、磨き粉や消臭剤、入浴剤としても使用されている。

人間の体についても問題なく、安全性が高いため、さまざまな場面で親しんで使用されている。
重曹の消臭効果を利用し、重曹を溶かしたお湯で足を洗ったり、足湯をしたりすると、足の臭い消しに効果的だ。また、薄めで利用するなら、重曹水に酢を加えると、消臭作用が高くなる。
また、少量の重曹を靴の中に振っておくのも効果的だ。ただし、重曹は安全性の高いものとされているが、人によっては肌に合わない場合もあるので、安全だからといって多量を使用する使い方は避けられた方が無難だ。

重曹を使用した足の臭いを抑える方法

◎重曹シューズキーパー
１、重曹を使い古しの靴下かストッキングの中に入れ、口を結ぶ。
２、臭いの気になる靴の中に入れて一晩置く。使用期限は、約3ヶ月。3ヶ月立ったら新しいシューズキーパーと交換。

◎重曹足湯
１、洗面器にお湯を入れ、大さじ2～3の重曹を溶かす。
２、洗面器に足を浸けて15分間浸けておく。

◎緊急で臭いを消す
１、重曹を大さじ1程度、靴の中に直接振り入れる。
２、シャカシャカと靴を揺する。
３、重曹をはたいて捨てる。