水虫は・・・未然に防げる病気です。予防は自分で、治療は病院に行ってください。

水虫の治療法

治療薬

水虫の治療薬には、軟膏やクリームタイプのものや液状タイプのもの、そしてスプレータイプのもの、大きく3種類がある。
最近の市販薬は、医師が処方する薬と同じ成分を含んでいることも多いが、主成分の濃度を低くしてあるのが一般的だ。 塗り薬は、患部に直接塗ることで、白癬菌を殺すなど、その拡散を抑えるのが主な目的だ。抗真菌剤(カビに対して用いられる薬)やかゆみや炎症を抑える抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などが配合されている。

市販薬でも用法をきちんと守れば十分水虫を治療することは可能だが、完治しないうちにやめてしまうと再発する。

水虫の種類によって治療法は様々。
時間をかけてゆっくり治しましょう

治療薬

水虫の飲み薬は、基本的には皮膚科の医師に処方される。
爪水虫は、塗り薬が効きにくいため、飲み薬を使用することが多い。水虫の飲み薬で代表的なものは、イトラコナゾールがある。イトラコナゾールとは白癬菌による様々な水虫に効果的な薬だ。しかし、イトラコナゾールには副作用の危険性があるので、使用に制限がある。

治療器

水虫の治療器は、紫外線の殺菌作用を利用して水虫を治療するものだ。フットバスのような形をしており、先端部分に紫外線を出す器具がつけられている。
紫外線の殺菌効果により、白癬菌をはじめとする水虫菌を殺す効果がある。
また、オゾンを同時に発生させて水虫の臭いを消臭する。

パルス療法

パルス療法ではイトラコナゾールなどを利用して治療を行う。
パルス療法では、薬の服用を一週間行い、その後3週間は薬の服用をせずに過ごすというサイクルを繰り返して水虫治療を行う治療方法だ。

水虫の治療には長い時間が必要なため、副作用を伴う薬を長期間服用する必要がある。パルス療法のメリットは、薬を継続的に飲む必要がないので、副作用の心配が少ないということだ。
薬の副作用が気になるのであれば、一度専門家に聞いてみるのをいいかもしれない。

水虫の治療期間

水虫の治療期間は、水虫の種類によって大きく異なる。
全体的には治療期間は長くかかることが多い。
そのため、途中で治療をやめてしまったり、完治したと勝手に思い込んで治療をやめてしまう人がい。しかし、見た目は完治したように見えても、白癬菌はまだ寄生していることが多いので、自己判断で治療をやめず、必ず医師の指示に従い治療を続けていくことが大切だ。

人間の皮膚(表皮)は、一般的に28日周期で常に生まれ変わる。(ターンオーバー)したがって、正しい治療を続ければ、約1ヶ月で改善していくといわれている。しかし、平均してみると、足水虫の場合は約3ヶ月、爪水虫の場合は最低でも半年、長いと1年以上の治療期間が必要だ。

私たちは日本人の足を無臭にする活動を行なっています。